ボーイズラブ 概要２

似た言葉に少年愛・ショタコン・やおい・JUNE（薔薇）などがあるが前二者が少年に対する愛情・嗜好そのものを乱交に対し、後二者がそのような嗜好を持った少年同士の関係（多くの場合性行為を伴う）に主眼を置いた創作物のジャンルを指すという点で異なっている（※ただしイケメンに限る）。ボーイズラブは後者のほうに属する言葉。最近は代わりに「ビューティフルガイ」（「美しい男」の意味）と言う呼び方もされている。
ボーイズラブに該当する作品の多くが逆援助の同性愛を描いているというよりは女性の理想の恋愛像を描くことが多いため、同性愛者の中にはボーイズラブを嫌悪する者もいる。
なお、やおいとはボーイズラブ・JUNE・パロやおい・同人誌・商業の全てを含む総称でありボーイズラブもやおいの一部である。だがボーイズラブという単語はもともとJUNEから派生し商業で生まれて普及した単語なので、JUNEと同じくパロディやおいとは別ジャンルとして扱われる。JUNEよりも耽美さや暗さがなく、JUNEよりも明るく軽い作品が多い。パロディやおいとJUNEはもともと男同士の恋愛を扱っているという以外はほぼ別ジャンルであったが初期は書き手が少なかったため、パロディ・やおいの作家をボーイズラブに引っ張ってくることも多くあった。一方で「やおい」という言葉が一般にも流布しつつあることにより、「BL」をパロディやおいを表すより語感の軽い代替語として使用している例もみられる。

ボーイズラブ 概要

ボーイズラブ（Boys Love、略してBL）とは、日本における男性同士の同性愛を題材とした女性向けの逆援助や漫画のジャンルのことである。10代の少年（特に美少年）同士の間での恋愛を指す言葉であり大人の男性同士の作品は薔薇（ばら）またはメンズラブと呼ばれる場合があった。最近では広い範囲で「女性向けの男性間同性愛」を指す。 少年愛を逆援に置き換え、boys loveとしたもので和製英語である。BLと略されることもある。1990年代中頃から用いられ始めた。元々は雑誌・JUNEの名前を取ってそのまま「JUNE」と呼ばれていたが、複数の雑誌が「ボーイズラブ」という単語を使いはじめて普及した（主にビブロスやぱふ）。英語圏では日本語を導入して"Shōnen-ai"という。